暖房設備で失敗しました

8年程前に注文住宅で一軒家を新築しました。
新築をする際に色々なハウスメーカーを見学しましたが、その頃は建物の外観や内装、間取りや使い勝手、見た目がメインで考えていました。
そうして実際に一軒家を建てて住んでみるとなんとも寒いことに気がついたのです。
8年前に新築した時にはまだ電気代がさほど高くなくオール電化住宅が大半でした。
我が家も同様にオール電化住宅で、全ての部屋にパネルヒーターが設置されていて室内暖房されています。
しかしこのパネルヒーターが問題で昼夜問わず全館暖房されているのですが、全体を十分に温めようとすると驚くほどの電気代がかかってしまうのです。
初めに住宅を受け渡された時には、なんて暖かい家なんだろう、オール電化ってすごいなぁと感動していました。
しかし初回の電気代が来て驚きました。
まだ半月しか住んでいないのに驚くべき金額が請求書には記載されていたのです。
それから私と暖房費との戦いが始まりました。
どのような設定にすれば少しでも暖かく、電気代も抑えることができるのか電気メーターと日々にらめっこしていました。
電気代を抑えようとすればとてもじゃないけど普通にいても寒いくらいになってしまいます。
せっかく新築した我が家が一生これでは、一体なんのために高いお金を出して新築したのかわかりません。
それから日々試行錯誤して新築から3年ほどだった時にメインで使用する居間だけ数十万円かけて蓄熱暖房機を設置しました。
居間だけ少し快適になりましたが、その他の部屋はまだパネルヒーターのままなので冬場の過ごし方には工夫が必要です。
また子供がいるので人の出入りがわかるように居間に階段を設置してしまったことも寒さの原因の様です。
どんなに居間を暖房して温めても暖かい空気の大半が2階へ逃げていってしまうのです。
そのためカーテンで階段部分に仕切りをして暖気が逃げない様に細工しています。
新築する時にはそのハウスメーカーがどの様な暖気設備を取り入れているのかと言う点には大した気にも止めないと思います。
しかし暖かさはとても重要です。暖房は電気代にも影響を及ぼすので家計にも影響の大きい設備です。
その為暖房設備にもしっかり関心を持って納得の行く家づくりをして欲しいです。