立川住宅展示場

立川で家を建てる費用はいくら?安くする方法は?

家を建てる費用はどう決まる?予算はどれくらい必要?

家を建てる費用は大きく分けて2つで決まります。

 

1つ目は家そのもの、2つ目が土地です。

 

例えば、東京や大阪の一等地は住宅を購入するよりも土地のほうが高い場合が多いです。

 

一方で、郊外へ出れば土地の費用は大きく下がります。

 

また、建売住宅よりも注文住宅の方が、予算が高くなります。

 

建売住宅とはハウスメーカーが売り出している大量生産型の住宅です。

 

そのため、間取りや柱や梁の位置全てに至るまでシステム化されています。

 

このシステム化が大量生産を行えるメリットで、結果として人件費が格段に抑えられ、安く売り出すことが出来るのです。

 

一方、注文住宅とは間取りや家の外観が一切決まっていない状態で建築家や工務店に注文して一から家を設計・施工してもらうことを言います。

 

つまり、この世に1つしかない家ですから当然、人件費や材料コストも多くなります。

 

 

注文住宅のメリットは、家のデザインを自由に決められることです。

 

確かに、建売住宅よりはコストが多くなりますが、材料のグレードを調整して、こだわりたい部分を自分で選ぶことができます。

 

これも注文住宅のメリットです。

 

参考文献:首都圏における3階建て戸建て住宅建設のマクロ動向とその要因

 

注文住宅予算はどれくらい必要?1500万円で家を建てる

 

家を建てる費用
さて、家を建てる費用の決まり方ですが、3つの要素があります。

1つは設計費用、2つ目は材料費用、3つ目は施工費用です。

 

一番大きなウェイトを占めるのが施工費用と材料費用です。

 

そして、これらの費用を決定づけるのが設計です。

 

注文住宅のコストを抑えるポイントは住宅設計の段階で、とにかくコストを抑えたいという要望をすることです。

 

コストを限界まで安くするには?

コストを抑えるコツですが、良い土地を購入することです。

 

「良い土地」とは、東京の一等地という意味ではありません。

 

地盤が良い土地」という意味です。

 

家は地面の上に建っているわけですが、基礎と呼ばれる建物を支える土台が地中に埋まっています。

 

基礎には、2つの形式があります。それが、杭基礎と直接基礎です。

 

杭基礎は弱い地盤に使用する基礎形式です。

 

直接基礎は強い地盤に使用する基礎です。

 

コスト的に、この差は非常に大きく例えば杭基礎を用いた場合、これだけで数千万必要になります。

 

一方、直接基礎にすれば、数百万のコストに抑えることが可能です。

 

また、家に大きくお金がかかる箇所として外装材又は仕上げ材が挙げられます。

 

仕上げ材とは、例えば窓や部屋の内側にコーティングしてある材料です。

 

一見安そうに見えます。

 

しかし、建築材料の値段は円/uというように、面積当たりのコストです。

 

つまり、表面積が大きい材料ほどコストが高くなります。

 

仕上げ材の表面積は、家のほとんどを占めていますから、自然と高コストになるわけです。

 

具体的に家にかかるコストですが、建売住宅の場合2,000万円〜4,000万円程度となります。

 

一方、注文住宅も設計段階でコストを抑えれば、同程度のコストに抑えることも可能です

 

家を建てるのに掛かる費用は大きく分けて3つあります。

 

・建物本体に掛かる費用
・建物本体以外に掛かる工事費用
・手続きなどに掛かる諸費用

 

本体にかかる費用は大体75%、それ以外に25%ぐらい掛かるというイメージです。

 

明確にどれくらいかかるというのは、土地やオプションによって異なりますので重要なのは無理のない返済プランを立てられるかどうかです。

 

予算の目安

では予算の目安はどれぐらいになるのでしょうか。

 

予算には頭金と住宅ローンの2つがあります。

 

頭金は自己資金、住宅ローンは借入金の事を指します。

 

頭金に関してですが、当然多ければ多いほどローンの返済は楽になります。

 

住宅ローンの目安額は年収の5倍と言われていますが、ご自身の支出と相談し決められたほうが賢明ですね。

 

つい舞い上がってしまいギリギリのローンを組んでしまうと、その後の生活は苦しくなりますし日頃の支出や今後掛かる費用と相談ということになります。

 

支払いがきつくなってしまい手放してしまうなどとなれば本末転倒です。

 

どうしても理想の家を建てたい場合は夫婦それぞれの両親に援助してもらい頭金を増やすか、共働きの場合であれば夫婦の共同名義で借り入れて住宅ローンの額を増やすという手段もあります。

 

20代〜30代でローンを組む場合は年齢を重ねるにつれ収入も上がりますし、早期にローンを組むことで返済期間を長くすることもできるので若いうちに家を建てると得をすることもあります。

 

安く済ませるにはどうすればいいの?

注文住宅の費用を削るのは実は難しかったりします。

 

値下げをするということはすなわち職人の人件費を削るということになります。

 

職人のモチベーション低下にも繋がりますので値下げ交渉をするのはあまり得策ではありません。

 

安く済ませる為にはプランの見直しが必要です。

 

必要なプランを選ぶためには以下のことに気をつける必要があります。

 

・生活スタイルを振り返って必要なモノを洗い出す
一生に一度の買い物ですし、あれもこれもと欲しいものが思い浮かびますがよくよく考えてみれば使わなかったなんてことはよくあります。

 

食器の量がそんなになければ食洗機は不要ですし、生活スタイルにあったオプション選びをすることが重要です。

 

数年万円の買い物だから5万10万のオプションぐらいという気持ちになってしまいますが積もり積もれば馬鹿にならない額になっていきます。

 

・自分でできそうなことは自分でやる
外構部分であれば業者がやらなくても良い所などはいくつかあります。

 

代表例としてはウッドデッキや庭の手入れなどでしょうか。

 

思い入れもできて節約にもなるのでおすすめです。

 

また、家具の特注などをすると高くつくので既成品を買うのをお勧めします。

 

しかし、節約したいばかりに価格を抑えすぎてしまうと注文住宅の意味がなくなってしまいます。

 

こだわるところにはしっかりお金を掛けて後悔のない家を建てるということも大事ですね。

 

また、業者選びも重要なポイントです。

 

ネットで検索して選ぼうとすると情報量が多すぎて良い業者を選ぶのは難しいです。

 

そこで、スーモカウンターなどの無料サービスをうまく利用することで目的に一致した業者選びが可能になります。

 

 

こういった無料サービスをうまく利用することが、
満足度の高い最高の注文住宅を手に入れるには重要です。

 

→ スーモカウンターって実際の評判はどうなの?

安い家と高い家の違いはどこで生まれるのか

注文住宅を建てる際にはその値段が特に気になるのではないかと思います。

 

できることならば、安く住宅を建てたいと思うことでしょう。

 

住宅の値段は様々な条件によって影響を受けるようになっています。

 

中には建て主の希望次第で変わるような条件もありますが、その土地によって受けるベースとなる条件もあります。

 

基本的に住宅を安く建てる際のポイントは、シンプルな住宅を建てることで、複雑な住宅になればそれだけ工程が増えていきますし、材料費や工賃が加算されるので当然のことですね。

 

さらに言えば、材料の中では木が最も安いので、木造が安く建てられます。

 

完全に木造の住宅は火事などが心配なので、木造部分を増やすだけでも値段を抑えることは可能です。

 

その他にも、いろいろな条件がありますので、それらを紹介したいと思います。

 

土地の形状

まずは土地の形状です。

 

こちらはベースとなる条件で、自身が持っている土地次第ですね。

 

最も安くなるのが、四角形で正方形に近い場合です。

 

正方形の土地は無駄が無く住宅を建てることが可能です。

 

また、四角い土地であれば、前面道路にある程度の長さが接しているために、工事の効率も非常に高く、土地面積も考えやすく、住宅がかなり建て易いのです。

 

なお、三角形の土地のような場合だと、土地面積が多くなったり、外構費などが加算するために値段が高くなりがちです。

 

その他には、土地と前面道路に高低差がある場合などにも、費用が加算されるので、土地の影響を受けて値段が高くなる要因です。

 

前面道路

上述した通り、前面道路が一定の長さで接していると、効率よく住宅が建てられ、安くなります。

 

他には幅も広いと安く建てられます。

 

逆に幅が狭いと道路車線制限によって建物が削られて、住宅の形が複雑になり、値段が高くなります。

 

土地の大きさ

土地の大きさは、狭くなく、それでいて広くないちょうどいい大きさの場合に最も安く建てられます。

 

狭いときには斜線制限がかかり、広すぎると外構費が加算するので、費用が高くなるのです。

 

建物の形状

建物も四角形、正方形に近い方がシンプルな作りになるので、最も安く建てられます。

 

また、外壁の量が同じであれば、正方形が最も面積が最大となります。

 

つまりは、床面積が同じであれば、正方形の時に外壁が最も少なくなるので、料金が安くなるのです。

 

建物の大きさ

建物にはスケールメリットが働きます。

 

こちらは建物が大きければ坪単価が安くなる、という者です。

 

狭小住宅はローコストになるために、希望される方は多いと思いますが、こちらは総予算を抑えられるのですが、坪単価が高くなる傾向にあります。

 

さらに、大きな建物を建てられるような土地は斜線制限がかかりにくいので、大きな建物を建てた方が料金的には効率が良くなるのです。

 

なお、二世帯住宅や賃貸強要住宅のような場合には、キッチンなどの内部の設備をたくさん用意する必要があるので、スケールメリットは働きにくくなりますので注意しましょう。

 

階数

階数で最も安くなるのは2階建て住宅です。もちろん、1階建てよりも安くなります。

 

その理由としては、平屋は床面積に比較して、鉄筋コンクリート造の基礎や屋根の面積が広いために割高になってしまうのです。

 

また、階数を増やせば安くなると言う訳でもなく、3階建て以上には準防火仕様のためのコストや工事が必要となるので、コストが増えるのです。

 

なお、地下を作れば、土を掘る工程や鉄筋コンクリートの使用などでコストが上がるので高くなります。

 

安くなる住宅はどのような住宅なのか

どのような住宅が一番安くなるのか、結論として言えば、幅のある前面道路に高低差も無く接している正方形の土地で、ある程度以上の大きさの木造2階建てを単世帯で立てる場合です。

 

また、規格住宅であるハウスメーカーの場合には、建物の後続が複雑になった際の価格上昇幅が大きくなるので、工務店に依頼をした方が安くなることもあるでしょう。

 

ただし、安く建物が経つような好条件の土地は、土地自体の値段が高くなりがちです。土地の値段が高く、住宅の値段を安くしても、結果的にかかる費用が同じであれば意味がありません。

 

なので、住宅を建てる際には土地と建物の合わせた総額を比較しながら、ベストな価格を探すようにすべきでしょう。

 

→ ローコスト住宅の格安の理由とローコストハウスメーカーの比較